今回のゲストは、 神戸市職員として勤務する傍ら、まちのファンを増やしまちと一緒に育つ活動に取り組むNPO法人[ファンローカル]を設立した高見大地さんです。
自らも数々の空き古民家をリノベーションさせて住居や事務所に再生。地域に入り込んで活躍されています。
活動の経緯
地元の高専から神戸市役所に入所した高見さん。ふとしたことから先輩に「空き家に住んでみいひんか(神戸弁)」の誘いを受けて、住んでみることに。改修はせっかくなので地元の工務店や同僚たちを巻き込んでワークショップ形式ですることに。コアクションとチームで活動をはじめました。活動の幅が仕事以外で広がるとともに仕事の考え方も変わってきたのだとか。活動終わりに飲み会に行った先に、「うちの空き家も使ってくれへんか?」という芋づる式の展開に。2020年度から地域に根ざしたメディアやイベントを仕掛けるNPO法人「ファンローカル」を立ち上げました。
2046年に関する4つの質問
Q1. 2046年 どこに住んでいたいですか?
「ずっと神戸なのでいろんな街に行ってみたい。その後、友達のいるところにいたい。」
Q2. 2046年 いまの取組みがどうなっていたら良いですか?
「町にファンがいるのが当たり前の世の中になったら良い。」
Q3. 2046年 最も理想的な世の中はどうなっていますか?
「その場所のことをどれだけ好きか」で居場所を選ぶ。誰もが自分が好きな街に住んでて、その理由を肯定的に語れたらいい
Q4. お迎えが来ました、死ぬ間際にひと言どうぞ!
「ありがとう」
2046に向けて
ずっと劇の世界に居たので、今は定職に就いてみて新鮮で面白い。お金に余裕も出来てどこへでも行けると思ったけど、意外と休みがなくて動けないのが難点。何年か働いたら1年くらい休みを取って、会いたい人に会いに行くような時間を取るようにしたい。
演劇を10年間やって来たけれど、それは『演劇』でなければいけないというわけではない。たまたま自分が身体や言葉を用いる表現のアウトプットとして演劇が合っていたということ。
演劇にこだわらず例えば映画など、感じたモノを表現するアウトプットの手段としてその時おもしろいものがあれば関わっていきたい。
おかやま の ひとこと
高校の同級生の高見くん。ずいぶんしっかりした人になったなぁという印象があります。さまざまな人と触れ合いながら、邁進していく姿はとても魅力的で、地域の人と役所の人との距離感が素敵だなと思いました。地域への愛を深めていきたいという志と素敵な仲間たちがいる高見さんの今後の活動に注目です!
くろだ の ひとこと
まだ人生のスタート地点に立ったばかりといえる小学1年生で受けた衝撃。その衝撃を抱き続け、果てにはその劇団の一員になったという話に感動すら覚えました。
「人生のターニングポイントはどこに転がっているか分からないなぁ…」と思わせてくれた2Bさんの人生。
衝撃の「震源地」だった劇団どくんごを離れ、これからどのような道を歩まれるのでしょうか?ここから先が、また一つのストーリーになる予感がします。
関連サイト
【ファンローカル:facebook】 https://www.facebook.com/pages/catego...
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