今回のゲストは、
松山市を拠点に活動している演劇人の2B(ニービー)さんです。 全国を回りテント劇場で公演する「劇団どくんご」での10年間に及ぶ旅生活を一旦終えて、松山に定住。
現在の活動
10年間を過ごした劇団どくんごでは、自前の10m角のテント劇場をトラックに積んで全国を旅して公演をしていた。
鹿児島の拠点で共同生活。仲間と稽古して作り上げた芝居を、毎年7ヶ月ほどかけて鹿児島から北海道まで全国を旅して公演していた。
現在は劇団どくんごが次の展開に移るため一旦活動を休止したため、演劇から離れて充電中。定職に就いて働きながら、友達から声が掛かったときにはたまに演劇にも参加している。
活動の経緯
小学1年生のとき、路上でチンドン屋さんが配っていた劇団どくんごのチラシを親父が貰って来たのをきっかけに、劇団どくんごの芝居を鑑賞。テント劇場が醸し出すあらゆる雰囲気に衝撃を受けファンになる。
劇団どくんごにはまって、4年に一度回ってくる舞台を必ず追いかけていた。しかし凄すぎて圧倒され、自分には出来ないと諦めて中高は演劇とは無縁の生活。
美大で映像分野を志すも、学内で行われていた演劇があまりにもつまらなくて(イラ立ちを覚え)仲間と共に演劇活動を始める。その卒業公演の際に案内状を劇団どくんごに送ったところ、来場して貰えて演劇人として目に留まる。
それから1年ほど経って、劇団どくんどのメンバーが抜けるときに声掛けを頂き、晴れて劇団どくんごの一員に☆
【劇団どくんごの公式動画】
※サムネの赤い髪の役者さんが2Bさん。
2046年に関する4つの質問
Q1. 2046年 どこに住んでいたいですか?
「空港が近いところ!」
Q2. 2046年 いまの取組みがどうなっていたら良いですか?
「おもしろい人たちが周りに居て、自分も頑張ろうと思える環境が続いていたら良いな。」
Q3. 2046年 最も理想的な世の中はどうなっていますか?
「いまムカつくなと思うことが減ってたら良いな。」
Q4. お迎えが来ました、死ぬ間際にひと言どうぞ!
「さわやか(※静岡県のハンバーグ屋さんの名前。そのジューシーなハンバーグを脳内でイメージしながら逝きたい)」
2046に向けて
ずっと劇の世界に居たので、今は定職に就いてみて新鮮で面白い。お金に余裕も出来てどこへでも行けると思ったけど、意外と休みがなくて動けないのが難点。何年か働いたら1年くらい休みを取って、会いたい人に会いに行くような時間を取るようにしたい。
演劇を10年間やって来たけれど、それは『演劇』でなければいけないというわけではない。たまたま自分が身体や言葉を用いる表現のアウトプットとして演劇が合っていたということ。
演劇にこだわらず例えば映画など、感じたモノを表現するアウトプットの手段としてその時おもしろいものがあれば関わっていきたい。
おかやま の ひとこと
※注意。この配信を見ると一気に「劇団どくんご」が気になり始めます。そして、なんとも不思議な2Bさんの魅力にもハマりはじめます。等身大で飾り気のない、演劇人2Bさん。まだお会いしたことがありませんがお会いできる日が待ち遠しくなるそんなひとときでした。
くろだ の ひとこと
まだ人生のスタート地点に立ったばかりといえる小学1年生で受けた衝撃。その衝撃を抱き続け、果てにはその劇団の一員になったという話に感動すら覚えました。
「人生のターニングポイントはどこに転がっているか分からないなぁ…」と思わせてくれた2Bさんの人生。
衝撃の「震源地」だった劇団どくんごを離れ、これからどのような道を歩まれるのでしょうか?ここから先が、また一つのストーリーになる予感がします。
関連サイト
【Twitter】
https://twitter.com/2B__
【劇団どくんごWEBサイト】
http://www.dokungo.com/
【YouTube「劇団どくんご公式動画」】
https://www.youtube.com/watch?v=hncViBFGZfs&t=174s
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