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  • 執筆者の写真福田百貨店 黒田

第26回_中ムラサトコさん[ボイスパフォーマー]

更新日:2021年5月23日



今回のゲストは、

松山市三津を拠点に活動するボイスパフォーマーの中ムラサトコさん。


『声』の使い手として、映像・ダンス・演劇など多ジャンルなアーティストとの共同制作、映画や番組のナレーション、アートワークショップの講師など全国…はたまた世界で活躍。



現在の活動


歌手として歌を唄うだけではなく、『声』を使ってあらゆる表現活動を行う。たとえば演劇や映画の効果音を声で表現したり、ダンスに合わせて即興で唄ったり、まさにボイスのパフォーマー。


頭の中のイメージを音声で表現するのが得意で、「音が映像的だ」と評されることも多い。最近では映像作品も手がけるようになり、自分で撮影した動画と声を使った動画制作なども行っている。


ジャンルの垣根を越えてさまざまなアーティストと共同で作品をつくることも多い。




活動の経緯


飛騨高山出身。

幼少期から『声』を使ってモノマネや音マネで遊ぶのが好きな子供だった。


陶芸や木版画など表現する活動をいろいろやってきたけれど、長女の出産を機に突如「音楽の仕事をしたい!」と心が突き動かされる。その勢いで最初に陶器の太鼓を手作りし、子連れで路上ライブを開始、次第に音楽活動が広がって行った。


日本三大ドヤ街の一つ横浜・寿町で子育てと音楽活動を経験し、自由な社会観が養われる。


東日本大震災のあと、頭に三津浜の映像が浮かび翌春に移住を決意、現在の活動にいたる。



2046年に関する4つの質問


Q1. どこに住みたいですか?

「愛媛!…といいたいけど、故郷の飛騨高山も恋しくなっている」


Q2. 何してたいですか?

「好きなことばっかりしていたい!」

Q3. 働き方について(ベーシーックインカムがある場合)

「生活が保障された上で制作が出来るならもっと面白いこと…手間のかかることができるようになるのでBIは歓迎」

Q4. 変わって欲しくないこと

「これ以上便利になり過ぎないければいいな」




2046に向けて


「もしもお金や生活の事を気にしなくて良い世の中が来るのであれば、これまで出会ってきた人たちを動画で記録していきたい。あまりにも面白い人たちばかりなので、日本中で面白い生き方でイキイキ生きている人を世の中に紹介していきたい。」と、ニコニコ語るサトコさん。ボイスパフォーマンスにとどまらず、制作意欲が湧き続けているといった方でした。



おかやま の ひとこと


言葉の内容以上に、魅力的な声質、表情の豊かさ、大らかさに惹きこまれた1時間でした。 ミュージックライブではありませんが、中ムラサトコさんの独自の魅力を体感。 朗らかさと包容力の方でした。



くろだ の ひとこと


「人は歌で繋がるよりまず食べ物で繋がる」と語るサトコさん。音の世界で生きてきたボイスパフォーマーが語る“食の場作り効果”の話が印象的。


故郷・飛騨高山の風や鳥の鳴き声がいま自分のパフォーマンスに凄く影響を与えている…という、感性と育った環境の話も興味深かった。






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