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執筆者の写真どい書店 岡山

第27回_上田沙耶さん[伊予市地域おこし協力隊]





今回のゲストは、 大学に通いながら2020年4月より 伊予市地域おこし協力隊として活動する上田沙耶さんです。 通信販売や空き家活用、SNSを用いた情報発信など独自の感性で どんどん実現していく次世代型の地域おこしの体現者です。



現在の活動


今年の春から暮らし始め、産地であるハモのセットを始め、 みかんやキウイなどを通信販売しています。 双海の商品や情報が詰まった冊子、「双海図鑑」も作成し、同封。 通信販売の延長として、ショッピングセンターや下灘駅での出店、 高校生と共同してハモの商品開発にも取り組んでいます。 また秋頃から空き家を「上田屋」と名付け、 通販の拠点として活用しています。



活動の経緯


おばあちゃんが愛媛県 双海の町で商店をしている上田さん。 子どもの頃から時々帰ってくる場所で、 大学生から自分で町を盛り上げたいと思うようになったと言います。 2020年春に着任してすぐ、オンラインショップとツアーを掛け合わせた サービス「おうちソクたび」とコラボして通信販売を開始。 最初は祖父母の理解も得られなかったが、 メディアの露出や周りの口コミによって賛同しつつあるそうです。


2046年に関する4つの質問


Q1. どこに住みたいですか?

- 「双海ですね笑。双海の中でどこに住もうか悩んでます。」

Q2. 何してたいですか?

- 「双海でやってることなら、なんでも楽しいです」


Q3. 働き方について

- 「遊んでいきたいです!地域おこし協力隊も ベーシックインカムみたいなものですよね!」

Q4. 変わって欲しくないこと

- 「双海にチェーン店がばかりにならないようであればいい」




2046に向けて


働き方について、全国各地の「地域おこし協力隊」が ベーシックインカムに近い形であること、 任務や名前の影響から特別なケースであると冷静な判断をしていました。 孫ターンという言葉もあるように子どもの時に来た 双海の思い出が移住のきっかけになっているという上田さん。

いま双海に暮らす子どもたちに遊び場を作ったり 思い出を作ることもしていきたいと語っていたのが印象的でした。



おかやま の ひとこと


伊予市の双海町に住んでいる上田さん。 町への愛情が止まらないようで、双海ライフは「夢のような生活」と言っている。 大好きだけで止まらず、しっかりと加工販売や生産者さんの想いを伝えたり、 経済ベースにも乗せているあたりがすごいなと思います。 若干22歳の今後が楽しみですし、同世代として本当に刺激になる存在です。


くろだ の ひとこと


とにかく双海町への愛を感じた上田さん。 地域のことをこれだけの熱量で思ってくれる人がいる地域は 可能性を感じますよね!




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